おかや木芸

【黒柿】茶杓 拭漆仕上げ

$101

税込み

稀少な銘木である黒柿を用いた漆塗りの茶杓です。

黒柿の模様や色合いは一つとして同じものがなく 見る人の心を静かに引きつける深い魅力を備えています。

黒柿は松江藩主であり茶聖として知られる松平不昧公が愛好した銘木としても知られています。

 

樹齢数百年を超える柿の古木の中には 墨で描いたような黒い紋様が現れるものがあります。

木が長い年月をかけて土から水とともに吸収した成分が木の内部で反応し 自然に発色したものが黒柿です。

すべての柿の木に現れるわけではなく 人の手で作り出すことのできない極めて貴重な現象です。

そのため現れる紋様に同じものはなく 唯一無二の美しさを持つ木として古くから珍重されてきました。

正倉院にも黒柿の木工品が残されており その価値の高さがうかがえます。

 

黒柿茶杓は 国産の貴重な黒柿を用い 一本一本職人の手仕事によって仕上げています。

木の表情を見極め 丁寧に磨き 漆を施すことで なめらかで品のある佇まいに仕上げました。

 

黒柿の紋様や色合いは天然素材のため 写真と若干異なる場合があります。

それぞれの表情を 黒柿ならではの個性としてお楽しみください。

 

 

黒柿と島根について

1751年3月 江戸に生まれた松平治郷は 藩主であった父の隠居により 16歳で松江藩主となりました。

松江藩は現在の島根県松江市にあたります。

治郷は 経済的に破綻寸前であった松江藩を 藩政改革によって立て直しました。

その後 茶道を深く究め 隠居後には 不眛と号します。

はじめは石州流を学び 後に自ら不眛流を立てました。

不眛公の美意識と審美眼は 菓子や茶道具をはじめとする多くの分野に影響を与え 「不眛公好み」として 今も大切に受け継がれています。

不眛公の菩提寺である月照寺には 黒柿を用いた箱が現存しており 黒柿と島根 そして茶の文化との深い関わりを今に伝えています。

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黒柿について

柿の木全体で見ると数千本に1本の割合でしか発見されないと言われている黒柿の製品は、非常に希少価値の高いものです。当店では、この黒柿丸太を、製材~自然乾燥~製品加工を一貫して行っております。

サイズ

長さ 約18.5センチ

素材 黒柿(拭き漆仕上げ)
注意事項

商品によって木目、表情などが違います。スタッフが良いものを選んでお送りしますが、事前に確認されたい方は、画像をご用意しますのでご注文時に備考欄へ、その旨をお書き添えください。

当店では、実店舗、外部催事等と在庫を共有しておりますことから、ご注文が重なり、在庫表示の更新が遅れ「在庫あり」となっている場合がございます。その場合はメール(またはお電話)にてお伝えいたしますので何卒ご了承くださいませ。

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